東京より書家の「本田蒼風さんを迎えてのサロンコンサート・・
ピアノの調べに乗せて・・黒い布地に・・インスピレーションで古代文字を書いて参ります・・・・・・・・
休憩なしで1曲ごとに・・蒼風さんの説明が入ります・・・古代文字から生まれゆく世界・・・・・・・・・
1曲目が・・シューマンの「ウイーンの謝肉祭」からスケルツィーノと間奏曲・・・・
古代文字で「悠遊」という文字が書かれました
2曲目・・モーツァルトのピアノソナタ ニ長調 KV311・・
この曲は「春」のイメージで、右下に陽が昇る前の状態を表した古代文字や鳥のさえずりのような音が聞こえたので「鳥」の文字が書かれて行きます・・・・・・
3曲目がベートーヴェンの「テンペスト」より第1、第3楽章・・・・・
この曲のタイトルは「嵐」を意味しますが、上の方に雨雲のような文字がもくもくと、左の方には「雨」をあらわす文字が細長く書かれましたこの時蒼風さんは最近ニューヨークを訪れた時に見た、雲よりも高く聳える摩天楼の上から雨粒が落ちてくる様子を思い出して書かれたそうです
4曲目はショパンのノクターン嬰ハ短調 遺作・・5曲目ショパンの幻想即興曲・・・・・・・
この時は「舞」や「奏」の古代文字が黒字の布に黒色で書かれました。幽玄の世界から踊り出てきたような文字達味わい深い色調の中に生まれ出てきたこれらの古代文字には、多くの人々が音楽を聴きに集まって来る様子が表現されているそうです・・・・・・
6曲目・・ブラームスが20歳のときに書いたピアノソナタ第3番より第1楽章・・
この時はブラームスを世に紹介した恩人シューマンの夫人で、ピアニストのクララを、彼が生涯思い続けていたことに因んで、「望」の古代文字が書かれました。
7曲目は・・ドビュッシーの月の光・・最後に「夢」の古代文字金色で真ん中の方に生まれたこの文字は、蒼風さんご自身を表現されたそうです。
8曲目・・ベートーベン=リストの交響曲第5番「運命」より第1楽章
西洋の調べに東洋の「書」・・・異質の世界の見事なるコラボレーションに息を凝らして目は筆に・・
耳はピアノの音色に釘づけ・・・大自然界を凝縮した世界
・・・うまく言葉で綴れない一期一会の宴・・・・・・舞は「本田蒼風」さんの筆に託され古人よりのメッセージ・・・・・・
お客様のそれぞれの宝箱に永久保存
結びの調べは・・・大城友弥君の歌声・・・・
本番のライブ会場から駆け付けてくれました・・・・
感無量の世界・・・溢れくるこの想い・・・この企画を提供して下さったぽえむチエーン本部のレジェンドさんやスタッフの方々にも心よりの感謝を捧げたいと思います・・・・